コーチングは、コーチとクライアントが共有するコーチングセッションの時間だけではありません。
私は、コーチングとはひとつの「生き方」であると考えます。コーチングは、すべて人間がもともと自然に持っている能力の活用だからです。
定期的にコーチングを受けることによって「心の使い方」を理解していくと、コーチがいない場面でも「セルフコーチング」という形で、あなたが持っている「本来の力」を日常生活のあらゆる場面で活用することができるようになります。
私の提供するコーチングの目的のひとつは、あなたがより主体的な人生を生きられるように、あなたの中にいる「内なるコーチ」を育てていくためのものです。
夢や目標の実現、課題の解決だけではなく、現状に対する違和感や人生の悩みや問題もコーチングの入り口となります。
あなたが抱えている、さまざまな悩みや問題、困難は、「本来の自分」を知るための大切なメッセージを伝えてくれています。「本来の自分」が、この悩みや問題を通して、あなたに何を伝えようとしているのか?その「問いかけ」に対する答えを一緒に探していきましょう。
悩みや問題の持っている隠れた意味やメッセージに気づくことができると、人生はこれまでになかったほど豊かに充実してくることがある・・・そのようなクライアントの変化にたくさん出会ってきました。
落合拓人のコーチングでは、あなたがいま直面している悩みや問題を入り口にしながら、これまでの人生経験の全ての領域に取り組むセッションと、あなたが生まれながらに持っている「ミッション」や「ビジョン」、そして「ギフト」を探っていきます。
落合拓人が提供するコーチングは、「本来の自分」を思い出して、真にその自分から生きていきたいと願う人生のステージにいる方に最適なサポートを提供します。
私がコーチングと共に実践を続けてきたバイロン・ケイティ・ワークは、私のコーチング、コーチとしての在り方、コーチング観にも大きな影響を与えています。
バイロン・ケイティのワーク「ザ・ワーク」は、ストレスや苦しみを生み出しているビリーフ(考え・思い込み・信念・価値観など)について「問いかけ」を使って探求をしていく解放のワークです。そして、心の平和をみつけることができます。
目標達成のためのメソッドでは、可能性を制限しているビリーフを修正することをしますが、「ワーク」はビリーフを書き換えるのではなく探求していきます。自分の考えを理解していくのです。すると自分が「考え」を手放すというよりも、「考え」が自分を手放してくれるという、自然な解放感をもたらしてくれます。
コーチングにも活用することができますが、これはコーチングやセラピーというより自己探求であり、瞑想のようなものです。コーチングに活用した場合には自己探求をベースとしたコーチングと呼べるかもしれません。
コーチングでは基本的な考え方として「クライアントの中に答えがある」「自らと答えをみつける力をもっている」という前提を持ってコーチングを行いますが、ワークを実践することで「答えが自分の中にある」ことをリアルに実感することができます。心の真実とつながることができるからです。
この「ワーク」は、カウンセリングやコーチング、ビジネスや医療など、世界中の幅広い分野で実践され高い効果を上げています。コーチングのクライアントの方にも、変化を生み出すための効果的なメソッドとして活用されることをお勧めしています。
※バイロン・ケイティ・ワークは、コーチングセッションの中でクライアントの必要性に応じて活用しています。